2021/08/28 17:59
こんにちは!アトリエ三月スタッフ泉本です
▼ haruzionの絵画
haruzionの絵画を見てまず感じ入るのは、圧倒的に一人で過ごしたであろう時間に見つめた風景であるということです。
誰かと過ごした風景だとしてもその後の不在が強く香る
そんな印象を受けます。
この絵はきっと誰とも話せない、そんな時間帯にゆっくりと形作られていったのかな。
例えばルノアールの絵画は資産家一族の果物が熟れるような暖かな日差しの中で
笑い合ったり、ダンスしたり
気の許せたり、表面的だったりする人々と
でも華やかに過ごした時間。
haruzionの絵画は自分とのお話の続きみたい。
皆さんは寂しい時、どんな風にそのぽっかり空いた時間に向き合いますか?
きっとこれは一人きりで暮らしている人だけの話ではないし
家族にずっと囲まれている人もどこか満たされない淋しさを感じているはずです。
誰かと笑い合ったりハグしたりする方が、暖かいし楽しいし
でも寂しさだって 少し色が違うだけで
貴方の大切な感情の一つなはずなのに
私たちはSNSや多忙さで埋めてしまいがちだけど。
一人はだめ?
自分との対話の中にこそ優しさや心は作られていて
沈む色の水面や夕闇は心をいつも写している。
草花や水は黙って何も話してはくれないけれど
でも肌に雫や蒸気が引っ付いたり、葉脈の匂いで部屋を満たしてくれる
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また人と出会って 笑ったり ダンスしたり するための孤独
その孤独がキラキラとした金色となって
緩やかな波のようになってキャンバスの縁に寄り添う。
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会期 8/20(金)ー 8/31(火)
平日 15:00 ー 19:00
土日 13:00 ー 19:00
優しい孤独に囲まれるとき
きっと貴方の寂しいを肯定してくれます
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