※しおりの作品に関しましては、お一人2点までのご購入になります。
間違えて2点以上ご購入された場合には、こちらからご連絡させていただきます。
パネルにケント紙、アクリル、色鉛筆
332×242
2021
しおり 個展 「よるべなき集い」
企画展:二階
会期:2021年9月17日(金)-9月28日(火)
時間:平日15:00-19:00 土日祝13:00-19:00
水木休み
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この度アトリエ三月二階スペースにて しおり個展「よるべなき集い」を開催します。
しおりは芸術大学でデザインを選考後、絵画作品を制作し活動をスタートしました。
彼女の特徴は柔らかなペインティング、そしてそこに描かれた人物です。
しおりが描く人物は少女のようでもあり、大人の女性がデフォルメされたようでもあります。複数の女性が描かれている女性のようであっても実は鏡のように自分と向き合っているようなモチーフが多く見られます。
今回の作品は一部旧作を含みますがこの半年で描かれた新作は不安定なコロナ禍に描かれたものです。
多くの人がそうであるように彼女にとっても一人の時間は多くなり、
それは自分と向き合うことが多くなったということでしょう。
しかし近年のしおりは描けば描くほど色彩が徐々に鮮やかになりました。
「よるべなき気持ちを持ち寄り、いつか集える日にむけて」
この言葉にもしおりの人間性が滲み出るようなとても細やかで美しい言葉だと感じました。
この機会に是非ご覧ください。
アトリエ三月 原康浩
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しおり個展「よるべなき集い」
ステートメント
「よるべない気持ちを持ち寄り、いつか集える日にむけて。」
私の作品は、一人でいる「安心」と「孤独」 人と関わることの「不安」と「喜び」 という、人と人との関わりに対する表裏一体の感情と それでも変わらない自然や、過ぎるだけで戻らない時間...といった 「平穏にすぎる日々と焦燥感のアンバランス」さをテーマとしています。
コロナウイルスの流行により「平穏な日々」という前提は大きく揺らいでしまいましたが 日々暮らしながら感じる「所在ない感情」は普遍的なものなのではないかと考えています。
本展示では言葉にならない「所在ない感情」と、それでも変わらないことに主題を置き 今の日々に寄り添い、この先の日々に思いをこめた展示にできればと考えています。
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しおり
「人と人との関係性」を主題に作品を制作。 関西を中心に展示やイベントで活動中。
web https://40memore.tumblr.com/
2017年 「おいてけぼりの部屋」:同時代ギャラリー
【グループ展]
2014年 トランスエフュージョン3(後期):新宿眼科画廊
2016年ある少女の肖像:バートックギャラリー
2017年 つくし荘選抜作家展(前期)
2018年 空白 competition:アトリエ空白
2019年サムホール展:アトリエ三月
しろのみち:同時代ギャラリー
2020年 界ノ肖像:アトリエ空白
アトリエ三月年末展:アトリエ三月
2021年 『miniature」~インテリアとしての小作品展~;アトリエ空白
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